五輪×観光業
五輪で最注目のビジネスは観光です。
開催期間中に観戦と合わせて観光する人も増えますし、五輪開催で世界から東京に注目を集めることや、インフラ整備の進むこともあって五輪終了後も市場拡大を続くと見られています。
開催前の時点で毎年、外国人観光客は過去最多を更新していて観光産業は国策にもなっています。
今後成長の期待できる観光スポット
これから観光業でビジネスを考えるなら、五輪終了後も含めて観光客の増えることが予想するエリアに関連したサービスを行うと良いでしょう。
東京五輪を含めて、これから成長を見込める観光スポットをまとめました。
豊洲
2018年10月11日に豊洲市場がオープンして本格的に築地からの移転が進みます。
日本に来たらお寿司を食べたいと思っている外国人も多く、リーズナブルに食べられる飲食店は国内外からも人気を集めるでしょう。
浅草
すでに定番の観光スポットですが、日本の歴史を感じられるスポットとして外国人観光客の増加と比例して浅草に訪れる人も増えていきます。
浅草周辺の東京スカイツリーも来場者が増えることを期待されています。
箱根、熱海
日本は世界有数の温泉国です。
箱根と熱海周辺は東京から電車でのアクセスの良いことがポイントです。
もし温泉設備のある居抜き物件があれば、外国人をターゲットに、英語対応可能、タトゥーOKなどの温泉施設をオープンさせるのも面白いでしょう。
中華街、みなとみらい
中華街近くにある横浜スタジアムは五輪で野球を開催することが決まっています。
東京からのアクセスもよく、都心部とは違った魅力の発展をしています。
晴海エリア
選手村が置かれる地域で、五輪後には4,000戸の選手村の大半が分譲される予定です。
五輪で注目を集め、五輪後も人口が確実に増えるので晴海エリア全体が反映していき観光客が増えるかもしれません。
羽田空港周辺
五輪に向けて国際便の発着回数を増やす計画をしています。
国際線が増えれば外国人観光客も増えます。
京急線の乗り換えがある品川あたりも、飛行機の出発前に最後の食事や買い物を楽しむ方が増えていくでしょう。
五輪で変わる観光の形
2030年までにはAIが発達して通訳の仕事がなくなるかもしれないと言われていて、近い将来、外国人観光客を相手にした言葉の壁はなくなるかもしれません。
しかし、言葉のほかにも文化の違いもあって、宿泊施設などは正しい説明をしないとトラブルを起こす可能性もあります。
今後、増えることが期待されているのが民泊ですが、外人を相手にした場合、お小遣い稼ぎ程度の軽い気持ちで行うのは難しく、口コミの評判の良いところでないと宿泊客を獲得できない可能性もあります。
それでもネットやSNSの普及もあって、大手のように広告をかけなくても、良いサービスには人が集まってくる時代になりました。
五輪特需の時代の変化もあって、資金力のない人でも接客やアイデア次第では観光業でのビジネスチャンスはたくさんあります。